第九軍団のワシ

監督:ケヴィン・マクドナルド

正直前半は余り面白味がなく、時代背景もよくわからないし、アメリカンな木偶の坊チャニング・テイタムでは、どうもリアリティに欠けるかなあなんて思っていたが、そこはケヴィン・マクドナルド。やっぱり実力ある監督でした。中盤から、ご主人様と奴隷の関係が逆転し出してからは、映画が俄然面白くなっていく。漫画チックな展開だが、そこが面白く、野暮ったかった前半から見事にエンターテインメントに仕上げた。ジェイミー・ベルもまあまあ良かったしね。