黄金を抱いて翔べ

監督:井筒和幸

こりゃ酷い。いろいろと残念な映画。役者の顔ぶれが幼くて迫力がなく、こんな大それた犯罪をやるようには見えない。そもそも強盗映画のはずなのに、そこに至るまでの前ふりが長い。朝鮮云々なんて全く強盗と関係ないのに、そこに多くの時間を費やす意味不明さ。仲間や奥さん、子供が死んでるのに妙にあっけらかんとしているのも変。肝心の強盗シーンだがもう最悪。ただダイナマイト爆破させるだけで、全く頭使うことなし。警備員は無能。警察は全然来ないし、役に立たない。わくわくさせなければいけない強盗シーンで、この凡庸ぶりに完全に白けた。。。