白雪姫と鏡の女王

監督:ターセム・シン・ダンドワール

これはリリー・コリンズに尽きる。最初は眉毛太すぎだろって思ったが、除々に慣れた。彼女のキュートさにやられた。K・スチュワートの「スノーホワイト」は真面目すぎて楽しめなかったが、こっちは笑いの要素も多く、小人たちとも和気あいあいで、エンターテインメントとしてのツボをしっかり押さえていた。ジュリア・ロバーツもノリノリで悪女を楽しんでたし、こういうコメディの方が実力発揮すると思う。ターセムとずっとコンビを組んでいた石岡瑛子だが、これが遺作。ターセムの世界観を知り尽くした素晴らしい衣装デザインであった。