きっと ここが帰る場所

監督:パオロ・ソレンティー

ショーン・ペンインパクトはあるが、正直共感するわけでもないし、流浪気分なロードムービーにも大して興味が惹かれなかった。全体的には面白味のないロードムービーなのだが、時折びっくりするような意外性が出てきて、はっとすることはあった。ナチス残党を裸にさせたり、最後のショーン・ペンの姿だったりと、この辺に監督のちょっと侮れないものは確かにあった。