紅の拳銃

監督:牛原陽一

赤木圭一郎の遺作。21歳と知ってびっくり。とても21には見えない。35ぐらいかと思ったよ。。。脚本もそこそこよく出来てると思うし、主人公の正体など、いろいろと仕掛けも用意してあり、悪くはないんだけど、もうひとつ何というか緊張感が足りないし、役者が駒として動いているだけにしか見えなかった。銃の解説だったり、殺し屋育成者の妹が盲目だったりと味付けは面白かったけどね。そしてラストシーンもかっこよく決まった。主人公と手術で視力が回復した妹が電車の中ですれ違う。正体を明かさず、黙って通り過ぎる。渋い!。