メーヌ・オセアン

監督:ジャック・ロジエ

ダンサーのブラジル女と列車の検札係が乗車規則で言い争いになる。そこに女性弁護士が入ってきて、さらに話はややこしくなる。序盤なんかは、なかなか面白い。そこにおかしな漁師やプロモーターが話に入ってきて、視点がコロコロ変わりだし、一体主役は誰なのか、この辺の自由すぎる趣向はそこそこ楽しめた。しかし、中盤の音楽演奏会辺りから興味を失い出し、最後の方はダラダラ観るだけで、余り内容が入ってこなかった。思わせぶりで、長いのがフランス映画の苦手なとこ。