イヤー・オブ・ザ・スネーク 第四の帝国

監督:デニス・ガンゼル

監督はそこそこ出来る人だとは思うんだけどね。中盤までは、サスペンス映画として、そんなに悪くない。目の前での殺人、爆破テロで彼女死亡、しかし実は彼女は生きていた等、どこかで観たことあるような展開ではあるが、テンポもあって退屈はさせなかった。ただ後半、父の暗号のような手掛かりが都合よく理解できたり、DVDの中身にしても、さほど重大さが伝わらなかったりと、思ったほど話が加速しない。最後は、主人公が殺されそうな思わせぶりな演出が続くが、結局なにも起きず、真実を白日のもとに晒したという爽快感がなく終わってしまった。。。