伝説巨神イデオン

総監督:富野喜幸

接触篇」と「発動篇」の2本。これは「ガンダム」に影響を与えたなあと思ったら、こっちが後だったか。「ガンダム」と同じ富野喜幸だからか、ほとんど「ガンダム」といっていい類似性が。ただテレビ版を再編集し、39話ある話を3時間にしたものなので、ちょっと説明不足で分かりづらい部分も。これはテレビ版をじっくり見てみたいタイプの話で、なんかとても奥が深い内容。ロボットのイデオンより、むしろイデという神のような力を持つ存在が大きく、この設定がかなり斬新。何のために戦っているのか、人間の業とは、純粋な人間を一から作り直すために全てを破壊するという、トンデモ展開が凄い。また結構人間がバンバン死んでいくので、子供時代に見てたら、かなり衝撃的だったかも。