黒水仙

監督:マイケル・パウエルエメリック・プレスバーガー

1946年の作品なのに、このカラー撮影の美しさって一体何なの。えっ?どういうこと。さすがに綺麗すぎるんだけど。。。英国からインドの山奥に赴任した五人の修道女の話。抑圧された環境から次第に信仰に迷いが出始める。映像が美しすぎるためか、絵空事のようにしか見えない世界だったが、後半結構面白くなる。嫉妬で狂い出すキャスリーン・バイロンが美しいんだけど笑った顔が恐い。デボラ・カーに火花を散らし、鐘の対決までのシークエンスは中々の恐怖演出で盛り上がった。