ダークナイト ライジング

監督:クリストファー・ノーラン

贅沢な予算を使って、贅沢な美術、CG、アクションを駆使して、まるでおもちゃ箱を与えられた子供のようにノーラン監督は楽しく遊んでいる。現在ハリウッド最高級の仕事ぶりは堪能できた。しかし不満が無いわけではない。まず話を詰め込み過ぎたため余裕がない。そしてベインが敵キャラとして余りに魅力がなさすぎる。また終盤の展開が予想の範囲内で驚きが感じられなかった。ノーランにはどうしても高いレベルで要求してしまう。J・G=レヴィットを起用した時点でもしかしたらと思ったが、予想通りのキャラでした。。。