チェイサー

監督:ジョルジュ・ロートネル

アラン・ドロンは格好いいんだけど若干年齢を感じさせる。人物の相関図がいまいち分かりずらかったり、サスペンス映画としてのテンポが悪かったりとやや不満もあるが、いいシーン(ヴァレリーと駅で待ち合わせから追手をかわし、カフェに逃げ、その後電話までの流れ)も結構あり全体的にムードもある。出番は少ないがクラウス・キンスキーが凄い存在感。やっぱりあの顔は強烈で、こいつは何かしでかしそうな雰囲気はさすが。