聖女ジャンヌ・ダーク

監督:オットー・プレミンジャー

しかしジャンヌダルクものってほんといっぱいあるね。ジャンヌをジーン・セバーグは結構熱演してました。フランスの王太子アメリカンなリチャード・ウィドマークを当てたことが随分と思い切った配役で、変な髪型で怪演していた。終盤の裁判に時間をかけていて、それなりに見応えはあった。しかしこれは歴史劇とみるか、神の子として妄想に駆られた小娘のペテンとみるか。自分にはこの映画のジャンヌはなんか都合のいい占い師程度にしか見えなかった。