フード・インク

監督:ロバート・ケナー

アメリカの食に関するドキュメンタリー。この手のものはたびたび作られるので、正直またかって感じであり、いろいろと考えさせられるものはあるが既に使い古された切り口なので新味に欠ける。ほとんどの食べ物に入っているコーンの存在、そして大企業の支配等、消費者には見えにくい食の裏側がよく分かった。結局消費者ひとりひとりが見極め、静かな抵抗をしなければいけないという結論。わかっちゃいるけど、翌日ケンタッキーなんかを食べてしまうのが人間の哀しいところ。