ヴィクトリア女王 世紀の愛

監督:ジャン=マルク・ヴァレ

決して悪い映画では無いんだけど、ドラマ性に乏しく、印象が薄い映画。王室お得意の権力争いがメインなのだが、ドロドロ感はなく、あっさり目。イギリス製コスチューム劇なので、脇役たちが実力派ばかりで、作り自体はしっかりとしている。そして一番の輝きはエミリー・ブラントで、とにかく美しい。ゆえにそれだけで十分ともいえる。