暁の7人

監督:ルイス・ギルバート

チェコスロバキアを舞台にしたナチス物で、ナチス親衛隊ナンバー2であったハイドリヒ暗殺の実話を映画化。トム・クルーズの「ワルキューレ」に似ていて、この手の暗殺物は結構好き。特に個々の人物を深く描いている訳でもなく、綿密な計画を立てているような描写がある訳でもない。むしろ暗殺そのものよりも、その後の報復をかなりじっくり描いていて、教会での最期は壮絶であった。まあそれでも暗殺シーンは忠実に再現していたようで、銃から弾が出なかったというのはウソのようなホントの話。