あの日の指輪を待つきみへ

監督:リチャード・アッテンボロー

変なタイトル。。。過去と現在、アメリカとイギリス。2つの時代と2つの国を行ったり来たりしながら、戦争によって失われた愛と秘密が除々に解明していく話の構成自体は面白く観れた。50年経っても恋人のことが忘れられないというのは流石にどうかと思うが、もう少し残された人達への愛情は欲しかったなあ。この壮大なラブストーリーで終わっていれば良かったのだが、話がIRAにまで及ぶと話を詰め込み過ぎで、正直後半はやや迷走している。まあそれでもクリストファー・プラマーピート・ポスルスウェイトのジジイ俳優たちの味のある芝居に免じて許そう。それとまさかのミーシャ・バートンの脱ぎっぷりには驚いた。