ROOKIES -卒業-

監督:平川雄一

TVドラマの映画版。TVは少し観たことあるが、映画版はテレビの延長ぐらいのもので、映画化するほどのもんでもない。試合のシーンが長すぎて間延びしてしまっているので、試合よりも、もっと不良たちのドタバタを観たかった。映画としてはびっくりするぐらい凡庸で、テレビで描いてきたことが背景にないと、流石にこの2時間だけでは無理があるので、TVファン向けと言っていいでしょう。夢を持つことは素晴らしいことだが、それをギャーギャー騒いで伝えようとする夢の押し売りには、多少鬱陶しさを感じた。