きみの友だち

監督:廣木隆一

二人の少女が友情を築くまでは良かった。足が不自由になった主人公にはあまり好感が持てなかったが、親友の女の子が献身的な優しさで友情物語としては悪くないのだが、話が2人意外の女の子の話や主人公の弟の話になったりとどこか話が散漫になってしまった気がする。長回しは別に良いとして、引きの画が多いのが気になる。それにより主人公の顔が最後までよく分からなかった。弱い立場にある二人の女の子が、それ故に強い絆が作られ、本当の友とよべる友人ができたことは一生の財産である。