セント・アイブス

監督:J・リー・トンプソン

チャールズ・ブロンソン、そしてラロ・シフリンの音楽に時代を感じさせる。小粋なクライム映画で、多くを語らず言い訳しないブロンソンが相変わらず渋かったり、それなりのオチがあったりとまあまあ楽しめた。ただ犯人やら黒幕やらいろいろとどんでん返し的なものを詰め込んでいるが、どれも予想内の範囲で特に驚くものはない。ラスト、ジャクリーン・ビセットの一言に一瞬悩む刑事がナイス。