地球の静止する日

監督:ロバート・ワイズ

さすがに今見るとちゃっちいSF映画ではあるが、そのちゃっちさが味であったりする。ロボットのゴートはその安っぽさが逆に愛嬌があったりして妙に愛着を感じてしまった。宇宙人の最後のメッセージは、世界の多くの人間を集めて伝えるほど大したメッセージでなく、なんか拍子抜けした。まあ全体的にいかにも昔のSF映画という代物で、このちゃっちさは嫌いではない。