のら猫の日記

監督:リサ・クルーガー

スカーレット・ヨハンソンが主演ということで期待したが、ガキの頃の映画だった。。。両親のいない孤児の姉妹が誘拐した女性に母親のような面影を見たのではないか。また誘拐された中年女性は、この姉妹、そして生まれてくる子供に、自分が産めなかった子供のような思いがあったのではないか。2つの思いが除々に近づき理解していく過程を、インディーズ映画っぽい渇いた映像で綴っている。またジョン・ルーリーの音楽がいいです。幼いヨハンソンの純粋な眼差しや地味だがメアリー・ケイ・プレイスの好演がとても印象深い。