レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

監督:サム・メンデス

最初は「タイタニック」の主演の2人が生きていて、その10年後の話みたいな感じだが、そんな甘い話ではない。毎日の単調で平穏な暮らしに、息苦しさを感じていた妻が、それを打ち破るべく、ある計画を打ち明ける。それがきっかけで夫婦のそして人生の歯車が大きく狂いだす。何か同じケイト・ウィンスレット主演の「リトルチルドレン」と被るような内容だが、ディカプリオとウィンスレットの感情がぶつかり合うセリフの応酬が、中々見応えがあった。想像していた未来とは違うとはいえ、その未来というのも具体的なものはなく、そういう得体の知れないものを追い求めたこの妻は、結局何がしたかったんだろう。。。