イーグル・アイ

監督:D・J・カルーソー

荒唐無稽と言ってしまえばそれまでだが、目的も分からないまま、ただただコンピュータの指示に従った逃走劇はテンションも高くそれなりに面白い。飛行機から逃げたり、ラストのコンサートだったりどこかヒッチコック映画を思わせ、オマージュが感じられた。管理社会やコンピュータの暴走といったものはさほど目新しい題材ではないが、最新技術をふんだんに使ったり、コンピュータが人間目線で頭良かったりと、人間VSコンピュータの戦いが結構楽しめた。最後のアメリカ万歳的な終わり方にプロパガンダ臭を感じなんか胡散臭い。