11:14

監督:グレッグ・マルクス

この手の羅生門風というか複数の角度から見た映画は好きで、映画的な面白さはあるにはあるが、唸るような上手さはない。いや決して下手ではなく、上手くまとめてあり物事が11時14分に収束する所は結構練られてはいるのだが、結局だから何?っていう内容でいまいちピンとこない。ものすごくローカルな匂いがして、暇つぶしにはいいかも。それとヒラリー・スワンクはもっと仕事を選んだ方がいいと思う。っていうかこの映画を観ると結局このレベルの女優なのかなあと思ってしまう。あとレイチェル・リー・クック可愛い。ビッチだけどそれがまたいい。