チップス先生さようなら

監督:ハーバート・ロス

よく出来ているが、ちょっと長すぎる。話を詰め込みすぎていて戦争や晩年のエピソードは話を冗長にしているだけなのが惜しい。ミュージカル部分も悪くは無いが、話をぶった切ってしまうので、余り必要性を感じなかった。堅物なチップス先生が派手なミュージカル女優と恋に落ちる。真面目で中年というには年をとりすぎた男が、その歳で恋に目覚める過程を一生懸命に演じているピーター・オトゥールが素晴らしい。