ヴェロニカ・ゲリン

監督:ジョエル・シューマカー

ジェリー・ブラッカイマー製作に多少不安を抱いたが、結構な力作だった。女性たった一人で麻薬犯罪組織に立ち向かったその勇気がすごい。家族を危険にさらしながら除々に主犯に迫っていく過程がそれほどスリリングではないが、ブランシェット以外ほとんど有名な役者を使っていないので、逆にリアルな感じは出ている。ケイト・ブランシェットがぼこぼこに殴られる映画なんて中々見れるもんじゃない。