ドア・イン・ザ・フロア

監督:トッド・ウィリアムズ

原作がジョン・アーヴィングなので文学的な色が強い。家族の悲しみや再生、青年の性の目覚めなど多くのテーマが盛り込まれている。時折ユーモアを挟んでいるのでそんなに堅苦しさはない。
そのフロアのドアを開けてはならない。絶対に絶対に開けてはならない。ドアの向こうには闇が存在するからだ。だが時としてそのドアの向こう側へ行かなければならない。この映画を見事に表現したタイトルだ。