マシニスト

監督:ブラッド・アンダーソン

冷たい映像とサスペンスフルな音楽で、じわじわと主人公が狂っていく。
この映画の一番のポイントは何と言ってもクリスチャン・ベールの演技だ。
やせる前(後?)の映像とガリガリの映像の対比が主人公の激変や孤独感を見事に表現して、うまい効果を上げている。
冷蔵庫の張り紙、同じ時間の時計など小道具の使い方もいいね。
ラストの真相はありきたりだが悪くはない。
娼婦役J・J・リーの出演もうれしい。