2022-04-24から1日間の記事一覧

記憶の夜

監督:チャン・ハンジュン 典型的韓国映画。話は違うけど、テイストは似てるような映画をよく作るよ。相変わらず強引な展開で、ねじ伏せるけど、やっぱり無理がある。役者の演技力や強引な力技でエンターテイメントに落とし込むのは確かに凄いけど、こんなの…

ロスト・ドーター

監督:マギー・ギレンホール マギー・ギレンホール長編監督デビュー作。この内容で2時間オーバーは長すぎでは。終始辛気臭いオリヴィア・コールマンを延々と見せられてもねえ。ほぼギリシャの浜辺のシーンで、画的にも代り映えせず退屈。大きなドラマもなく…

ROMA/ローマ

監督:アルフォンソ・キュアロン キュアロンのパーソナルな作品。パーソナルすぎて、特に大きなことは何も起きない。まあモノクロの映像は素晴らしい。横移動のカメラとかも、何でもないが、テクニックを感じさせる。70年代のメキシコという日常的な作品だ…

ヘイター

監督:ヤン・コマサ 嫌な世の中である。フェイクニュースや炎上など嘘の情報で相手を貶める。こんなことを専門にやってる企業があるのが怖い。フィクションの部分も多いが、あながち全部嘘とも言い切れない。今や情報が世の中を作っている時代。そんなもんに…

泣きたい私は猫をかぶる

監督:佐藤順一、柴山智隆 脚本岡田麿里。正直あまり期待してなかったけど、結構よかった。最初は主人公のキャラが全く好きになれず、ドン引きしてしまって、なんでこんな変なキャラにしてるのかと呆れた。ああこれは駄目な岡田麿里が出てしまったなと諦めて…

グッド・タイム

監督:ジョシュ・サフディ、ベニー・サフディ 「アンカット・ダイヤモンド」の監督作。なんとなく作風は似てる。音楽がいいんだよ。ちょっと80年代っぽさがあって。どこか「ジャッジメント・ナイト」を思い出した。基本逃げる映画。ただただ逃げる。あても…

ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから

監督:アリス・ウー この映画の主役は、この寂れたような街だと思う。この田舎の感じが魅力的で、都会じゃ出せない味。その中で繰り広げられる三角関係。皆悩みを抱え、それでも成長している。三人ともに個性があって、複雑だけど、とても美しい映画だった。…