2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

踊る大紐育

監督:ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン 3人の水兵のミュージカル。大ニューヨークでの1日をハチャメチャに過ごす。男達が凄いのは当然として、女性陣3+1人も皆よかった。特にヴェラ=エレンが素晴らしかった。ポスターの中で踊る「ミス・ターンス…

ヴィクトリア女王 最期の秘密

監督:スティーヴン・フリアーズ どこまで事実なんだろう。8割ぐらい創作な気がするが。そこまで女王がインド青年に理解があるとは思えない。まあ話半分ぐらいで観ていた。これが事実なら、相当周りは頭がおかしくなったと思ったことだろう。今の時代だって…

カマリ

監督:サーシャ・レインボー 25分の短編。イギリス製作だが、インドの話かな。スケボー少女とその母の旅を映しているだけのもので、ホームビデオと変わらない。大した中身はない。。。

生きている

監督:ジミー・オルソン スウェーデン製作の24分の短編。障害者の赤裸々な性への興味がリアル。障害者だって恋はしたい。セックスもしたい。そういう中々躊躇してしまうテーマに挑んでいる。マッチングアプリでの出会いなんかも今風だが、よく分からん人間と…

授業の後で

監督:チャールズ・シウジー・ドン 16分の短編。中国はほんと格差大きいだろうな。短い時間でしっかり中国の貧困の実態を描いてるのは見事。ラストは衝撃。その潔いともいえる終わらせ方が、よりじわじわと心に沁み渡る。短いので評価は難しいが、ちょいおま…

PMC:ザ・バンカー

監督:キム・ビョンウ 一体何と闘っているのやら。そもそも韓国人がリーダーの米傭兵組織ってのが違和感。ツッコミ所がたくさんあるけど、韓国映画お得意の強引さでねじ伏せる。アクション満載でFPSのゲームのようだ。韓国ってほんと北朝鮮をダシに使って…

11月1日

監督:チャーリー・マントン 25分の短編。悪くないけど、長編映画を少し切り取ったぐらいの内容で評価が難しい。被害者家族の怒りは分かるけど、そんなに同情できないぐらい母親がうるさい。ずっと悪態に耐えてきた娘も最後はブチギレて、母親しょんぼり。…

吼えろ脱獄囚

監督:福田純 冤罪の男が脱獄して、自分を陥れた黒幕に復讐する。モノクロ映像はいい。もっとフィルムノワール的なものならよかった。終盤の地下での拳銃の撃ち合いとか、ちょっとバカっぽい。ライターつけたり、ビール飲んだり、何カッコつけてんだよと。。…

影を斬る

監督:池広一夫 雷蔵の時代劇コメディ。仙台小町の美女という設定の割には、瑳峨三智子があまり可愛くなかった。その時点でこのコメディに乗れなかったのだが、妻と芸者がそっくりというとこからそこそこ面白くなった。同一人物だと思い、確かめるために国許…

黒い司法 0%からの奇跡

監督:デスティン・ダニエル・クレットン 同じ国の中でも、州によって違うんだろうね。弁護士ですら黒人だからといって最初検査で脱がされる始末。こんな例はたくさんあって、黒人冤罪物はたくさん作れるわな。正攻法な作りで、いかに黒人が不当な差別を受け…

サムライマラソン

監督:バーナード・ローズ なんか変な時代劇。わざわざ時代劇に外国人監督を招く理由が意味不明だが、その試みは上手くいったとは言い難い。サムライがマラソンするという設定は一見面白そうに思うが、それが面白くない。マラソンにそんなに意味がないからだ…

ぼくらの7日間戦争

監督:村野佑太 アニメ版。全く期待してなかったけど、意外とよかった。最初は微妙すぎて、こりゃ駄目だと思ったが、終盤の告白大会からそれなりに盛り上がった。実写版は観たか観てないか忘れたが、今作は今日的テーマを沢山入れて、短い時間ながら詰め込ん…

ペット・セメタリー

監督:ケヴィン・コルシュ、デニス・ウィドマイヤー スティーヴン・キング原作のリメイク版。ストーリーは意外といい。生き返る森という設定は悪くないし、終盤の展開も好き。だけどイマイチ怖くないし、雰囲気も安っぽい。アメリカの土地だと怖さが出ない。…

男はつらいよ お帰り 寅さん

監督:山田洋次 いきなり桑田佳祐でびっくり。渥美清がCGで甦る映画だと思っていたので、ただの昔の映像の羅列にちょっと拍子抜けした。確かにその映像だけで、とても力強いものは作り出せてはいたが、過去の遺産に頼っているだけにも思えた。最後の作品から…

永久家族

監督:森本晃司 脚本は佐藤大。制作はスタジオ4℃。プロバイダのテレビCMとして作られたもので、一話25秒の全53話をまとめたもの。疑似家族の「トゥルーマン・ショー」みたいな作品。でも調べたら「トゥルーマン・ショー」よりこっちの方が先だった。基本映像…

音響生命体ノイズマン

監督:森本晃司 16分の短編アニメ。制作はスタジオ4℃。スタジオ4℃らしい映像の洪水。世界観とかも割と好きだし悪くない出来。でも短いので、詰め込みすぎというか説明不足というか、なんか勢いに押された部分も大きい。湯浅政明作品に似てると思ったら、作画…

クンドゥン

監督:マーティン・スコセッシ よーーやく観れた。うん、さすがスコセッシ。チベットの話とは知ってたが、ダライ・ラマ14世の半生だったとは。映像の美しさ、退屈させない華麗さ、いろいろと勉強になった。ダライラマとして生まれた少年の幼年期とチベットと…

誰が私を殺したか?

監督:ポール・ヘンリード 中々の佳作。モノクロに味がある。双子の妹を殺し、成り代わった女というありふれたサスペンスだが、このシンプルさがいい。疑われないようにいろいろ画策するわけだが、特にサインがばれないように手を火傷させるとこは印象的。最…

SFソードキル

監督:J・ラリー・キャロル ハリウッドが作ったサムライ映画。最初は本格的な時代劇かと思ったら、それから現代に飛び、氷漬けの武士を甦らせる。フォーマットはよくある宇宙人とかが現代で生きてたらみたいなやつ。まあそれなりには面白い。藤岡弘は立派に…

処刑軍団ザップ

監督:デヴィッド・ダーストン 狂犬の血が入ったミートパイを食べたヒッピーたちが狂いだす。要はゾンビ映画みたいなもん。B級映画の味は楽しい。音楽なんかも70年代なチープさ。まあそれがいいんだけど。結構なカルト映画のようで観る価値はあったのかな…