2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ジェミニマン

監督:アン・リー アンリーも仕事選ばないとなあ。。。まあ中盤のアクションはよかったけど、それだけかなあ。ウィル・スミスの2役にどこまで魅力を感じるかで決まると思う。10年以上前ならもうちょっとスターパワーもあったけど、最近低下してるので、二…

ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに

監督:スーザン・C・ストリクラー こういう日本人がいるんだね。広島で被爆し、その経験を今も語り、訴え続ける活動家、サーロー節子さんのドキュメンタリー。実際体験したからこその重み。日本人でこういうアクティブな人は珍しい。まあずっと海外生活なの…

おかあさんの木

監督:磯村一路 7人の息子たちを戦争に送り出した母の話。まあ悪い作品ではない。でもよくある反戦映画の域を出ない。実の子を姉に里子に出す。あの時代そういうことも多々あったのだろう。名乗れない辛さとか、これだけ国に尽くしたりとか母は偉大である。

コール・ミー

監督:カイル・パトリック・アルバレス テレホンセックスにはまる男。そして相手女性とのやりとりがダラダラと続き、これはどういうオチにもっていくのかなといろいろ予想したが、そうきたか。これは予想しなかったけど、普通ならキレるよね。むしろ少し共感…

凍える夜に、盲目の殺し屋トポ

監督:ジー・チャン うーん地味なクライム映画。盲目のブライアン・クランストンが目玉だったのかな。実際そんなに面白い役でもなかったけど。主役じゃないし。。。

俺たちポップスター

監督:アキヴァ・シェイファー、ヨーマ・タコンヌ ジャド・アパトー製作。うーんやっぱりアパトーは苦手だな。このアメリカンな悪ノリについていけない。下品でバカで最低だが、除々に慣れてはきたけど。。。下らないラップとかはまあ好き。最後は友情で、な…

マンディンゴ

監督:リチャード・フライシャー 物凄い迫力。映像が力強く、当時の熱気が充満してる。黒人差別が激しく、人間扱いしてない。今じゃここまでやれないだろう。75年という時代だからここまで残酷を極めた。酷い描写の数々だが、だからこそ容赦のないリアルさが…

血を吸うカメラ

監督:マイケル・パウエル タイトルからもっと変態的な映画を期待したんだけど、そうでもなかった。「サイコ」と同時期に発表されたようだが、あっちと比べてもインパクトが弱い。さすがに今の時代だと古臭いというか、ありきたりの域を出ない。当時は衝撃的…

トールキン 旅のはじまり

監督:ドメ・カルコスキ 「ロードオブザリング」を書く前のトールキンの伝記。戦争とかいろいろあるけど、伝記としてはありきたりかも。後に「ホビットの冒険」「指輪物語」を書きましたでは、肝心なとこをスルーされた気分。彼の原点の友情とかは伝わったが…

世界の涯ての鼓動

監督:ヴィム・ヴェンダース で結局何が言いたいの?。ヴェンダースらしいといってしまえばそれまでだが、何がしたかったのかは最後まで分からなかった。まあヴェンダースだからそれでいいのかも。近年の作品は微妙なものばかりだが、その中ではまともな方。…

ブライトバーン/恐怖の拡散者

監督:デヴィッド・ヤロヴェスキー 特別な力を得た者が全ていい奴になるとは限らない。そのひねくれた発想はいい。B級だけどそこそこ楽しめた。まあいろんな映画のどっかで観た感は満載ではあったが。

楽園

監督:瀬々敬久 集団心理の恐さ。こういう閉鎖空間で事件が起こると、皆とにかく真相を知りたがる。そして安心したがる。誰かを生贄にして。多かれ少なかれどこにでも起こりうること。その時人間の醜さが浮かび上がる。犯人探しの映画ではないが、その割には…

蒼空

監督:城定秀夫 原案蒼井そらだから、実体験とかなのかなあ。枕営業みたいなのとか。まあ安いエロドラマではあるが、献身的な蒼井そらは意外と可愛らしかった。

SHADOW/影武者

監督:チャン・イーモウ 結構好評価を得ていたようだが、そんなに乗れなかった。どうも肝心のアクションに胸躍らない。あの傘の闘いじゃワクワクせんよ。チャン・イーモウらしい美的感覚で、いろいろ凝ってはいるが、”美しい”とあまり思えなかった。あの坂を…

蜜蜂と遠雷

監督:石川慶 恩田陸原作。ほぼピアノコンクールだけ。「ピアノの森」のような感じ。それゆえ2時間の映画ではイマイチ広がりに乏しい印象を受けた。もう少しピアニストの苦悩や葛藤があってもよかったのでは。天才少年もさほど強調されてるわけでもなく、全…

新・ガンヒルの決斗

監督:ヘンリー・ハサウェイ 西部劇版「子連れ狼」。意外といい。やっぱり子供は強いな。動物と子供には敵わないというが、その典型といえる。本当の親子か分からないけど、ふたりの絆が除々に埋まっていくのがいい。そして雑魚だと思っていた小悪党が、結構…

あゝ同期の桜

監督:中島貞夫 戦争に駆り出された若者たちのそれぞれの思い。悪くはないけど、それほど感動はない。オールスターの豪華キャストではあったが、ありがちな反戦映画の域を出ず、深みはなかった。大したドラマもなく、戦争の悲惨さはあれど、同情するほどの感…

麻雀放浪記2020

監督:白石和彌 なんでこれを作ろうと思ったのだろう。いろんなものを批判したかったのかな。真面目にやるんじゃなくて、ふざけて社会や世間を皮肉っているのかな。まあ真意は不明だが、バカ映画には違いない。真面目に観たら時間の無駄。チャラン・ポ・ラン…

人間失格 太宰治と3人の女たち

監督:蜷川実花 小栗旬が血を吐いてるだけの映画。それぐらいしか印象に残らない。特に女性陣の魅力を引き立てる訳でもなく、3人の女性にだらしない太宰をダラダラと描くだけ。つまらない話をお得意のカラフルな色彩で見せ、それが上手くいってるのかどうか…

いなくなれ、群青

監督:柳明菜 うーん悪くはない。島から出られないとか設定自体は割と好き。ただその謎がイマイチ機能してない。それと根本部分の青春のキラメキが足りない。階段島ももっとビジュアル的に幻想的なものを見せてほしかった。飯豊まりえは好きなんだけど、この…

御金蔵破り

監督:石井輝男 悪くはない。ただ金庫破りがそれほどわくわくせず、江戸城の金蔵にしては小規模というか、これなら誰でも盗めそうってレベル。花火を利用したりとそこそこ工夫はされているが。ラストは結局すべて盗んだものが全て海の中へ。時代劇にジャズっ…

アナと世界の終わり

監督:ジョン・マクフェイル ゾンビとミュージカルを融合してみましたって感じ。でどうなったかというと・・・微妙。上手くいったとは言い難い。ただミュージカル部分がなければ、もっと平凡なものだったので、それなりには成功したのかな。まあ面白くないけ…

スケバン刑事

監督:田中秀夫 なつかしや80年代アイドル映画。南野陽子も当時はスーパーアイドルだったなあ。古臭くってしみじみはしたが、映画としては安っぽいバカ映画。ヘリコプターをヨーヨーで撃ち落とすとか笑いながらつっこむべし。伊武雅刀がサイボーグなんて設定…

プロメア

監督:今石洋之 今石洋之&中島かずきコンビのトリガーアニメ。当然テンションは高い。アクション表現は相変わらずぶっ飛んでいて、トリガー節は健在。松山ケンイチや堺雅人の俳優陣の演技も割とよかった。バーニッシュの炎を燃料とした箱舟とか、その辺のス…

WE ARE LITTLE ZOMBIES ウィーアーリトルゾンビーズ

監督:長久允 才気を感じさせるものもあるのだが、過剰な映像表現に段々と飽きてくる。こういう映像で遊ぶ感じは監督がCMプランナー出身だからかな。ひねくれた子供たちというより、監督自身がひねくれている気がする。ファミコンゲームのような冒険やファミ…

HUMAN LOST 人間失格

監督:木崎文智 長寿社会という世界観はまあまあ面白いと思った。カーチェイスなどアクションも悪くない。ポリゴン・ピクチュアズの作画もいつも通りで、そこまでCGが気になることはなかった。ただ中盤まではまあまあ観れたのだが、終盤から一気に訳分かんな…

劇場版 響け!ユーフォニアム ~誓いのフィナーレ~

監督:石原立也 劇場版第2弾。いいねえユーフォニアム。女子高生(男子もいるけど)たちの青春。今回は新入生の新キャラも登場して、静かながら波乱が起こる。吹奏楽部内の競争もあるから、対立や嫉妬、妬みなどあり、高校生の微妙な心理や距離感などひりひ…