2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

天使が消えた街

監督:マイケル・ウィンターボトムイタリアで実際にあった事件を基してるらしい。ただ欧米で話題になったらしいが、事件自体さほど興味を引くようなものでもない。ごくありふれた女子留学生殺人事件。それにそもそも犯人探しがテーマになってないので、主人…

錆びたナイフ

監督:舛田利雄うん悪くない。なかなかいいんだよ。ただねえどこかありふれた展開でいまひとつパンチが足りないのが惜しい。なにより黒幕がバレバレなんだよね。石原裕次郎はよかった。和製ノワールとしては上出来なのだが厳しめに評価。

ディズニー映画の名曲を作った兄弟:シャーマン・ブラザーズ

監督:ジェフリー・C・シャーマン、グレゴリー・V・シャーマン「メリーポピンズ」や「チキチキバンバン」の音楽を生んだシャーマン兄弟のドキュメンタリー。シャーマン兄弟は正直全然知らなかったけど、それなりに楽しめた。ディズニーとの裏話とか兄弟の…

黒衣の刺客

監督:ホウ・シャオシェンもっと激しいアクション映画を予想していたのだが、全く違った。映像は美しく、語り口は静か。静寂のアクションといった感じ。話が分かりずらく、やや物足りなさもあるのだが、これは様式美を堪能する映画。妻夫木は友情出演程度の…

オスロ国際空港/ダブル・ハイジャック

監督:キャスパー・リード今の時代だとちょっと平凡かな。ハイジャック系の映画もいろいろ作られたからね。いまいち盛り上がりに欠けたかな。ショーン・コネリーはかっこいいけどさあ。。。

モスラ

監督:本多猪四郎他の怪獣映画と違ってモスラが怪獣と闘わない。怪獣映画と見せかけて人間の卑しさを描く。そのコンセプトが面白かった。特撮も良かった。ザ・ピーナッツの小人キャラと主題歌も印象的。しかしこの映画の一番の見世物はモスラではなくジェリ…

マッド・ドライヴ

監督:オーウェン・ハリスなんか車系の映画かと思ったら全然違うじゃねえか。90年代の英国音楽業界の魑魅魍魎を描いた快作。いやあこの主人公クズすぎる。映画史上でも上位に入るぐらいクズ。欲望のためなら他人を蹴落とし、利用し裏切る。もう最低最悪の…

小さき勇者たち 〜ガメラ〜

監督:田崎竜太話が強引すぎるが、まあ「のび太の恐竜」的なものをガメラでやってみたって感じ。驚いたのは特撮が結構凄かったこと。なんか滅茶苦茶レベル高かった気がするけど気のせいか。夏帆可愛かった。

名もなき塀の中の王

監督:デヴィッド・マッケンジー中々骨太な刑務所ドラマ。まあジャック・オコンネルに尽きるのかな。同じ英国産「ブロンソン」のトム・ハーディの危なさを連想した。父親のベン・メンデルソーンはイマイチ迫力不足の気もするが。。。

あん

監督:河瀬直美河瀬直美なので、訳わかんない方向にいっちゃうかなと思ったが、とっつきやすい内容だった。オリジナルでなくドリアン助川原作なのが大きかったのかな。桜やその他日本の四季の風景に小さなドラマがじっくりと沁み込んでいる。ハンセン病って…

怪獣島の決戦 ゴジラの息子

監督:福田純ミニラ登場。親子で敵をやっつけるちょっとほのぼの系なのかな。カマキラスとクモンガの造形はよかった。結構特撮も頑張ってはいる。

神の一手

監督:チョ・ボムグ囲碁映画。だけど心理戦や頭脳戦のような映画かと思ったら、普通にアクション映画だった。まあ余り試みとしても上手くいってるように思えないし、平凡なアクション映画。個人的には頭脳戦のようなものを観たかったのだが。。。

大巨獣ガッパ

監督:野口晴康日活製の怪獣映画。まあ普通かな。卵持ちかえるとか定番な展開。未開な島とかなぜか日本語を喋る現地人とか、いつもの怪獣映画フォーマット。戦闘はあるが、最後は親子の愛という流れ。子ガッパはもう少し可愛い造形にしてもよかったのでは。

JIMI:栄光への軌跡

監督:ジョン・リドリー決して悪い出来ではないが、なんだかのらりくらりと漂うような伝記映画としてはめずらしい作風というか。ジミ・ヘン詳しくないし、別に愛着もないので特に思い入れはなかった。音楽映画としてもっと派手にも作れたと思うが、偉大さよ…

真夜中のゆりかご

監督:スサンネ・ビア出来が悪いわけではない。いろいろ話も練られている。でも意外と心に響いてこない。いろいろとプロットを練ってしまったのが逆にテーマを軽くしてしまったのかなあ。善人と悪人の境界線。善人と思われていた人間が違う姿が見えてくる。…

台風のノルダ

監督:新井陽次郎「陽なたのアオシグレ」の人たちが作った短編アニメ映画。アレも面白くなかったが、これは余りに平凡すぎる。劇場公開するレベルに達していない。TVで観たからまあ許せるが、劇場で観てたらもっと評価は低かっただろう。

妻は二度殺される

監督:キム・ボンジュ「オーロラの彼方へ」をサスペンスにしてみた感じ。アイデア自体はアリではあるが、余り活かしきれてないというか、いろいろやってるんだけどそれが逆にごちゃごちゃしすぎたというか。まあ普通なサスペンス。

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス

監督:湯浅憲明出来は悪くない。なんといってもギャオスの造形に尽きる。ガメラとの最後の闘いも楽しかった。シリーズ3作目だが、怪獣映画としては高いレベルで維持している。

豹/ジャガー

監督:セルジオ・コルブッチコルブッチだから観たが、終盤やや面白くはなったが全体的には退屈。ジャック・パランスの髪型が変。モリコーネの音楽は素晴らしい。

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン

監督:田中重雄出だしはありがちな未開の島で卵を見つけて実は怪獣だったという展開なのだが、中々アイデアが詰まっていて、この手の怪獣系では割といい出来では。まずバルゴンの造形が気持ち悪くていい。水に弱い、光に釣られるとか虹を出すとか設定が面白…

鰻の男

監督:キム・ドンフまあまあ。なんか復讐話は余計な気もする。というかなぜ密入国してるのか謎。在日とかは日本に対して差別だのヘイトだの言ってるが、韓国人の中国差別なんて酷いもんじゃん。露骨に差別していてよくもまあ日本のことどうこう言えたもんだ…

妖怪百物語

監督:安田公義話自体は正直普通でちょっと眠くなった。ただ特撮が凄かった。この時代でどうやって撮影したんだろうと思わせる妖怪たち。特にラストの百鬼夜行のシーンはどこか美しさが漂っていた。

白蛇抄

監督:伊藤俊也昔小さい時、深夜のテレビで少しだけ観たことある。小柳ルミ子の裸が子供心に衝撃的で、とても印象に残っていたが、大人になって観てみるとさほど衝撃はない。当たり前のことなのだが、映画も観る時代によって感じ方が変わるということ。でも…

五重搭

監督:五所平之助多少フィルムが破損してるようだが、なかなかいい作品であった。五重塔を建立する大工の話。主人公は才能あるが、自我が強すぎる頑固な男。それに引き換え親方がいい人で泣ける。主人公がイマイチ共感できない分、より親方のできた人間ぶり…

雪の断章 情熱

監督:相米慎二斉藤由貴って昔はちっとも可愛いと思わなかったが、今観るとこんなに可愛いかったんだ。なにをしたいのかイマイチはっきりしない映画で、登場人物たちの煮え切らなさに共感できない。殺人事件も上手く機能してない。チビ刑事のレオナルド熊が…

皇帝のために

監督:パク・サンジュン韓国のギャングもの。特に目新しいものもなく普通。パク・ソンウンという俳優は、他の映画でもよく見る顔だが、不気味な個性はある。

カリフォルニア・ダウン

監督:ブラッド・ペイトンローランド・エメリッヒ映画みたい。ディザスター・ムービーとしてはこれでいいのかもしれないが、どうもやりすぎな気がする。

暴走パニック 大激突

監督:深作欣二まあありがちな男女の逃避行もの。勢いはあるが、正直平凡。クライマックスのカーチェイスのハチャメチャぶりが全く面白くなく、作品の質を落としたように思えてならない。

変身

監督:佐野智樹原作東野圭吾。ドラマ版は観た。ドラマは大したことなかったが、まあ東野だから観てみたが、こりゃあ酷い。安っぽい設定に安い演技。ミステリーとしても全くわくわくしてこない。これは観なくてよかったな。。。

あるふたりの情事、28の部屋

監督:マット・ロスまあ随分と低予算で済んだな。全部ホテルの中だからね。その試み自体はまあアリだとは思うが、基本会話が中心のものなので、変化の乏しい画面にやや飽きる。不倫の男女のやりとりを延々と見せられてねえ。。。