監督：森田芳光まさに８０年代といった雰囲気。この空気感が森田芳光だなあ。そしてそこには伊藤克信が欠かせない。この独特の存在感はなんなんだ。話に風俗嬢を絡ませるのも森田らしい。なんかのらりくらりのダラダラした作風。嫌いじゃないが、さほど中身…

監督：神山征二郎震災後の医療関係の人を中心とした仙台の人々の姿を描く。うーん真面目すぎて逆に心に響かない。悪い作品ではないんだけどねえ。。。

監督：ニール・ブロムカンプ最初は思ったよりいいかなと思ったが、終盤から派手な銃撃戦になり、一体この映画なにがしたいんだと一気に興味を失った。意識の移動とかそれがやりたいならもっと最初からそういう映画にしておかないと。とってつけた感にテーマ…

監督：エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュフランスの移民問題も深刻だな。テロもあったしより複雑になっていくんだろうね。まあ内容はありきたりな移民物ではあるが、オマール・シーの魅力で乗り切ったってとこかな。あのシャルロット・ゲンズブール…

監督：ザック・ヒルディッチよくある終末物。低予算だし特に観るべきものはない。ただセーラ・スヌークが出てたのが唯一の見所。

監督：ダグ・アーニオコスキー快作とまではいかないが、意外とちゃんとしてた。女の武器をとことん利用して、自我の限りを突き進む。主人公が怖すぎ。最後はやりたい放題の大暴走。一気に血みどろのホラー映画へと変貌した。

監督：成瀬巳喜男50年代当時の生活やサラリーマンの悲哀、夫婦生活の倦怠感、なにか観ていて楽しいものではない。正直大きなことはなにも起きない。この辺が観ていて退屈になりそうだが、会話や香川京子の美しさでどうにか場は持っている。現実的すぎて希望…

監督：ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー出来自体悪くない。映像も凝っている。なのにイマイチわくわくしない。確かに映像は凄いのだが、前作を観ていると慣れてしまったのか新鮮さが失われてしまった。また同じような事を繰り返してるだけで、正直ハ…

監督：舛田利雄原作石原慎太郎。戦後の激動の時代を背景にやくざの二代目が真っ当に生きようと苦悩する。まあよくあるヤクザ映画。高橋英樹はまあかっこいい。普通のやくざ映画だが、親父が電車で殺されるシーンや法廷での銃撃などいいとこもある。

監督：エリック・ポッペ女性戦場カメラマンが仕事と家族の間で苦悩する。彼女をつき動かすものは一体なんなのか。さすがにあそこまで踏み込むのは理解できない。愛だの怒りだの立派だが、家族からしたら不安なのは当然だ。いろいろ理屈はつけるが根本は、危…

監督：市川崑短編アニメ２つと短編人形劇。市川崑って昔はアニメとか作ってたんだね。はっきりいって出来というほど中身があるものではない。まあ日本アニメの先駆的実験的作品ってとこなのかな。でも１９３５年だからその古さには驚いた。ディズニーなんか…

監督：クリス・ロックアメリカで随分評価の高かったコメディだったが、まあよくある黒人コメディの域を出ないものだった。クリス・ロックの人脈の広さは分かったけどね。アダム・サンドラーの精彩の無さが逆に気になった。。。

監督：三隅研次なかなかの大作だし、それなりに見応えのある作品。悪くはない。ただエピソードを羅列してるだけなので、ずしりとくる重みがイマイチない。幕末の歴史に詳しければもっと人物の相関図も分かり楽しめるのだろうが。。。でも役者はいい。高橋英…

監督：廣木隆一歌舞伎町で生きる人達の人間模様。猥雑で汚くて危ない歌舞伎町。だけどどこか物悲しい哀愁が漂っている。この華やかさの裏の汚さとそこに集まる人間の欲望がよく出ていて、歌舞伎町という街をよく表している。ただ出てくるのが韓国人ばっかで…

監督：今井正「青い山脈」の前篇。すげえ中途半端に終わってびびった。。。原節子はいつでも凛としている。女子生徒が男と占いに行ったことが、こんなに大きく発展するなんて。しかしなぜこんな話が複雑になったのかやや意味不明。嘘のラブレターを怒る先生…

監督：今井正続と言ってるが、実質「青い山脈」の後編。2本で1本の映画。先生と保護者などからなる学校裁判的なものが山場。それが終わってからダラダラ続き、気の抜けた映画になってしまった。ただラブレターの”恋しい”が”変しい”とかこの辺のギャグ的なと…

監督：リッチー・メータタイムトラベルものだけど、その辺の面白さは余りない。低予算でＢ級なのになぜか映像は結構しっかりしている。まあこの映画はハーレイ・ジョエル・オスメントを見るための映画かな。随分成長し、とっちゃん坊やって感じだけど声はい…

監督：中平康なかなかのサスペンス。そして妙に血液にこだわった映画。モノクロ映像に味があるし仲谷昇が若い。前半の関わった女性が次々に殺されていくという謎。仲谷昇が捕まってからは主役が北村和夫に移り、犯人探しがやや面白味に欠いたが、真相が結構…

監督：セス・マクファーレン「テッド」の監督だからか最初はつまらなかったけど、数撃ちゃ当たるのギャグは面白いのも時々あった。Ｌ・ニーソンやＣ・セロンなど豪華な配役もあり、意外と最後まで観れたかな。「BTTF」のギャグは好き。あそこは認める。。。

監督：ジェフリー・ウォーカー悪くはないが所詮テレビ映画。よくある探偵物ぐらいのレベル。でもガイ・ピアースが主役だし、まあ暇つぶし程度なら。。。

監督：FROGMAN「鷹の爪」のFROGMANがバカボンとフランダースの犬をパロディにしたもの。まあ短編とかなら通用するかもしれんが、こういう長編だとギャグを持続させるのは難しかったか。シュール系なんだけど、せめて大笑いするとこはひとつはほしかった。。。

監督：小林聖太郎なんかどっかで観たことある設定ばかり。演奏シーンや「運命」など音楽の力でそれなりには観れるが、どうもドラマ部分が弱い。魅力的キャラがいないのも致命的。本来なら西田敏行がその役目なんだろうが、そうなれていない。松坂桃李も普通…