監督:トム・フーパー
これは舞台で観るためのものだと思った。きっと舞台だと面白いのだろう。もっとアナログでいいのに、CGで固めてしまって、最初からげんなりした。正直ストーリーもほとんどないに等しく、何が言いたいのか不明。CGのない時代に作っとけば良かったのに。。。
監督:アダム・エジプト・モーティマー
ティム・ロビンスとスーザン・サランドンの息子(マイルズ・ロビンス)とシュワちゃんの息子(パトリック・シュワルツェネッガー)が主演。逆に自分が年取ったなあなんて思ってしまった。。。マイルズはスーザンにもティムにも似てる。映画はイマジナリーフレンドの話。妄想上の友人が具現化しだすというのは、ややグダグダになるが、悪くないアイデア。どこかクローネンバーグ映画のような雰囲気があり、割と好きかも。
監督:ウ・ミンホ
韓国は一体何と闘っているのか。結局権力という保身のために皆がしがみついている。それとアメリカだのフランスだの出てくるけど、韓国なんてどの国も全く重要視してなく、自分たちを大きく見せすぎに思えた。そしてこれが実話ということにも驚いた。こんな側近に大統領が殺されるなんて、まさに韓国。韓国の大統領は暗殺されるか自殺するか刑務所に入れられるか、このパターンしかない。正直終盤までは余り面白くないけど、最後の暗殺でようやく面白くはなった。ちょいおまけ。
監督:カリン・クサマ
意外といってはなんだが、ニコール・キッドマンが思った以上によかった。メイク云々より、彼女のスターとしての力を見た。そして結構ヒネリを利かせた構成で、中々楽しめた。脇役たちが知らない役者たちなのもいい。全体を覆う廃れた空気感も作品にマッチして、70年代ぐらいの映画のような雰囲気が気に入った。