切られ与三郎

監督:伊藤大輔

まあ悪くはないけどいつものキザな雷蔵映画。紆余曲折いろいろあったけど、最後は妹からの愛へと行きつくのであれば、その過程でもう少し妹の存在を強調してもよかったのでは。最初と最後だけ出てきて、じゃあそれまでのは一体何だったんだとやや唐突な気がした。妹は冨士眞奈美だったのか。ひとり浮いてるような演技で可愛らしくもあるが、こんな乙女な時代もあったんだなあと。。。海のラストシーンは綺麗だった。