トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

監督:ジェイ・ローチ

結局赤狩りとは何だったのか。まあそういう時代だったってこと。その時代では悪。でも今振り返れば、そこまでしなくてもって話。名前を隠してもオスカー2つ獲るんだから相当優秀な脚本家だったんだな。いやむしろその干されたからこそ、反骨精神がいい作品を生んだのかも。当時のハリウッドの空気感は伝わったし、カークダグラス(似てる)とかオットー・プレミンジャーなどのものまねを見る楽しさもあった。ブライアン・クランストンはリアル。そしてヘレン・ミレンは化け物だね。ラストの実際のインタビューは胸を打った。