シーフォーミー

監督:ランドール・オキタ

悪くはない。出来自体は結構しっかりはできている。ただいかんせんどっかで見たことあるような設定で、新味に欠ける。だがこの主役の少女が観客の共感を得ようとするキャラになってないのが、まあまあ斬新ではあった。障害者を善人風に描いてないのだ。障害者は障害ゆえに無理して善人に振舞わなければいけないという障害者目線の苦労とか障害者だと悪いことしても許してもらえるとか、障害者の本音部分を割と隠さず描いていると思う。