シェラマドレの決斗

監督:シドニー・J・フューリー

他の役者だったら、ほんと普通の作品で終わっていたと思う。マーロン・ブランドだから、そこそこ楽しめるものになった。取られた名馬を取り返すだけの地味な西部劇。白人とメキシコ系の対立も見て取れる。さそりの腕相撲とか変な趣向もあり、しかも負けるという情けなさ。ブランドもそんなに強いキャラでなく、イマイチぱっとしないんだけど、なんか不思議と魅力がある。ラストの対決もあっけない。大した映画じゃないんだけど、嫌いじゃない。ちょいおまけ。