エリザのために

監督:クリスティアン・ムンジウ

不正や不倫、そして朝っぱらからのレイプとあくまで映画ではあるが、ルーマニアの閉塞感みたいなものが浮き彫りになっている。ダルデンヌ兄妹やハネケの映画を思わせるような空気感は、どこか緊張感がはらんでいる。あの家のガラスを割る行為はなにを暗示しているのだろうか。。。