座頭市血笑旅

監督:三隅研次

シリーズ第8作。三隅研次なので悪くは無い。ただ全体的に小品で、アクションとしては地味。ただ今作はアクション映画というよりは子連れ狼ならぬ子連れ座頭市といった作品なので、その辺のヒューマンドラマがメイン。赤ちゃんへの愛に市の優しさがにじみ出る。そして勝新は素晴らしい。しかし今作の敵はゲスすぎる。サムライの風上にも置けない雑魚ばかり。やっぱり敵キャラがよくないと締まらないなあ。ちょっとオマケ。