ロマンス

監督:タナダユキ

悪くない。なんでもない一日だが、二人にとっては特別な一日になったことだろう。日常のほんの一瞬の輝きをすくい取るタナダユキらしい作品。ただやはり話が小さすぎて心にひっかかるインパクトが小さいのも確か。こういう小さい作品は好きだけどね。大島優子は普通。大倉孝二のキャスティングはいいような悪いような。映画としての綺麗さよりもリアリティを求めたか。