愛の残像

監督:フィリップ・ガレル

モノクロ映像はいい。男女の愛をいかにも真面目腐ったように描くのはフランス映画らしい。もう少し娯楽性がほしくなるんだよな。。。前半で主役級の女性が消え、後半別の女性が出てきて、正直なにがしたいのか分からなかったが、タイトル通り愛の残像をやりたかったのね。退屈な展開に変化球を入れてきて、終盤ようやくこの映画の真意が見えてきた。過去の女の亡霊に取りつかれ挙句の果てに自殺なんて、どっかで観たことあるような話だったなあ。