スプリング・ブレイカーズ

監督:ハーモニー・コリン

バカたちのバカ騒ぎを空虚に描く。まるでMTV的なノリで、パッパラパーなんだけど、どこか時折感傷的になりハーモニー・コリンのナイーブさが顔を出す。そして後半はジェームズ・フランコのラリった演技も合わせ、破滅的な青春映画へと変貌する。若気の至り、若い時にしかできないこと、理解はできるが彼女たちは一体どこに向かっているのだろうか。フランコの最後あっけねえ(笑)。