ル・コルビュジエの家

監督:ガストン・ドゥプラットマリアノ・コーン

隣人トラブル映画。これがハリウッド映画なら大したことないが、アルゼンチン映画だからか、風景なり人間なりに普段見慣れないものがあり、違った楽しみがあった。この隣人のわざとらしい嫌がらせが、どんどんストレスを増幅させる。しかしラストの隣人の行動を見ると、実は違った顔も見えてきて、この辺の皮肉も効いている。冒頭の穴を開けるシーンは、最初の窓を作るための穴でないことは後でわかる。