苺とチョコレート

監督:トマス・グティエレス・アレア、フアン・カルロス・タビオ

キューバ映画。恋人に捨てられた青年がゲイの芸術家と出会い、次第にふたりは交流を深めていくが。。。あからさまなゲイの映画は苦手だが、これは偏見というものに対してどれだけ理解できるかどうかの映画である。結局、男だろうが女であろうがゲイだろうが関係なく、ひとりの人間として向き合った主人公の人間性とそれだけ惹きつけたディエゴの魅力が大きかったのだろう。ディエゴ役のホルヘ・ペルゴリアの演技が素晴らしかった。