異人たちとの夏

監督:大林宣彦

お盆に死んだ両親が現生に還ってくる話。なんか浅田次郎の「メトロに乗って」を思い出した。死んだ両親を弔い、遠く幼い記憶を懐かしむ親子の映画だと思っていたら、再会を繰り返すうちに身体が老化していくというワケわからん現象が出てきて、最後は恋人が幽霊だったという強引すぎる展開に話の性質が変ってしまった。最後の最後で妙な映画になってしまったのは惜しい。