ハンナ

監督:ジョー・ライト

殺人マシーンとして育てられた少女が、その創造主へ復讐するというどっかで見たことあるようなプロットで、びっくりするぐらい新味がない。しかしシアーシャ・ローナンの透明感ある魅力で押し切り最後まで楽しめた。また音楽がよく、ケミカル・ブラザーズの起用が上手くいった。長回しなどジョー・ライトの技巧ぶりも随所にあったのもうれしい。エリック・バナは第2のリーアム・ニーソンになりそうな予感。