深夜の告白

監督:ビリー・ワイルダー

ビリー・ワイルダーのサスペンスの古典。脚本にはワイルダーレイモンド・チャンドラーというなんとも豪華なタッグ。松葉杖をついたオープニングタイトルがいい。さすがに今観れば古臭いかなと心配したが、確かに殺人を共謀するまでは普通のサスペンスだったが、そこから少しずつ完全犯罪が綻びはじめる展開が面白いので古さを感じなかった。探偵的な役割のエドワード・G・ロビンソンも素晴らしい。バーバラ・スタンウィックをドアで隠すシーンが最高です。