君を想って海をゆく

監督:フィリップ・リオレ

フランスの移民問題や援助すると罪になるという制度など、あまり知られていないフランスの移民政策に焦点を当てており、興味深く観れた。主人公が危険を顧みずクルド人に助けるところに、そこまで肩入れするのが不思議ではあるが、たぶん息子のような眼差しで見ていたのだろう。どっかで見た顔だなと思ったヴァンサン・ランドンは、「すべて彼女のために」の人か。なかなかいい俳優だね。