ジーン・ワルツ

監督:大谷健太郎

海堂尊のミステリーかと思ったらミステリー色はないドラマ。海堂尊が実際の医師だからこそ、今の医療制度や医者自体が壊れている現状をこういう形で表現したかったんだろう。代理母など医療が発達すれば、今まで出来なかったことが出来てしまうがゆえに、いろんな矛盾も生まれてくる。いろいろと考えさせられる映画にはなっている。ご都合主義や映画としては微妙な部分はあるが、出産というのはドラマ性があるし、医者って凄いなと素直に感じた。